EIのモデル

「EQ」という言葉が紹介されて以来、EQの名を冠した多くの書籍・論文・サービスが発表されています。しかし一方で、本来の定義とは異なる意味・解釈でEQという言葉が使われていることも多く、EQとは具体的には何を意味しているものなのか、混乱した印象を与えていることも事実です。
一般に認知されているモデルとしては、「能力モデル」と「複合モデル」があります。


能力モデル 複合モデル
提唱者 メイヤー
カルーソ
サロベイ
バーオン
ゴールマン
基本コンセプト EIを感情に関する知能として定義 左のオリジナルな定義に加え、精神的健康、動機付け、人間関係を築く能力など、他のスキルや性格的特徴をEIに関連付けた定義
EIの構成要素
<4つの要素>

  • 感情を正確に知覚する能力
  • 思考を促進するために感情を利用する能力
  • 感情とその意味を理解する能力
  • 感情を管理する能力
<バーオンモデル>
(5つの要素)

  • 個人的EQ
  • 対人関係EQ
  • 適応力EQ
  • ストレス管理EQ
  • 全般的ムードEQ

<ゴールマンモデル>
(5つの要素)

  • 自己アウエアネス
  • 自己制御
  • 動機付け
  • 共感
  • 対人的スキル

わたしたちは、EI理論の提唱者であるサロベイ博士、メイヤー博士の「能力モデル」が最も科学的に厳密性を持ったものであると考え、それをベースとしたソリューションを構築しています。